【プロ野球】日本ハム・鍵谷陽平投手が引退。

北海道日本ハムファイターズの鍵谷陽平投手が今シーズン限りでの引退を発表した。入団時から現在までの鍵谷投手のプロ野球人生を振り返る。

プロフィール

鍵谷陽平(かぎや ようへい)

出身 北海道七飯町

生年月日 1990年9月23日

身長・体重 178cm・86kg

ポジション 投手

投打 右投右打

経歴 北海高校→中央大学

ドラフト 2012年日本ハムドラフト3位

在籍 2013-2019 北海道日本ハムファイターズ

   2019-2023 読売ジャイアンツ

   2024 北海道日本ハムファイターズ

 

引退表明

日本ハムの鍵谷投手が引退することを5日、球団が発表。

引退表明した鍵谷投手は、

「今シーズン限りで現役を引退する決断をいたしました。野球を始めて29年間、本当にたくさんの方に支えられ、応援していただき、ここまでプレーする事が出来ました。感謝申し上げます。上手くいかないことばかりでしたが、幸せな時間でした。まだシーズンは残っているので、少しでもファイターズに貢献出来るように全力を尽くします。最後まで応援よろしくお願いします」
と球団を通じてコメントしている。
SNSでは日本ハムだけでなく巨人ファンからのコメントも多く寄せられており、今シーズンも残りわずかとなっているがその勇姿を目に焼き付けることになるだろう。

日ハムでの成績

2012年に北海道日本ハムファイターズにドラフト3位入団した鍵谷投手。
同年のドラフトには大谷翔平(現ドジャース)や鈴木誠也(現シカゴ・カブス)、巨人で共に過ごした菅野智之(現読売ジャイアンツ)がいる。

新人ながらも開幕一軍入りを果たし、2013年3月29日には西武ドームで中継ぎとして初登板。その後、年間通じて38登板・2勝・1セーブ・5ホールドという結果から鍵谷のプロ野球人生は始まった。
2016年には48登板・5勝・3ホールド・3セーブでリーグ優勝、日本一に貢献、2017年には自己最多の60登板を果たすが、翌年2018年には怪我での離脱もあり28登板。
2019年には日本ハムの鍵谷陽平投手・藤岡貴裕投手と、読売ジャイアンツの吉川光夫投手・宇佐見真吾捕手のダブルトレードが成立し、巨人で新たなスタートを切ることとなった。

巨人での成績

移籍先のジャイアンツでは、27登板・6ホールド(2019年)、46登板・3勝・13ホールド(2020年)、59登板・3勝・1セーブ・15ホールド(2021年)の成績を残し、2019.20年には原辰徳監督率いる読売巨人軍のリーグ優勝に貢献した。
しかしプロの世界はそう甘くはなく、その後は思うような投球ができず、2023年にジャイアンツから戦力外通告を受けることとなった。

今シーズンの日本ハム

3シーズン目となった新庄剛志監督率いる日本ハムファイターズ。
ここまで121試合を終えており、63勝50敗8分。

現在はリーグ2位をキープしているが、首位を走るソフトバンクとは9ゲーム差で追いかけている。

まとめ

ジャイアンツから戦力外通告を受けてもなお、1軍での出場機会を求め、古巣ファイターズからの育成契約を受けた鍵谷投手。
7月には支配下登録を勝ち取り、ファームでの成績は18登板防御率0.86という数字を残しているが、ここまで1軍での登板機会はなかった。

これから先どのような選択をするのか、33歳で引退を決めた鍵谷投手の今後に注目したい。

 


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です