奈良県奈良市で毎年6月17日に開催される率川神社三枝祭り!
見どころやアクセス方法、駐車場等をご紹介します。
率川神社三枝祭りとは
率川神社三枝祭りは奈良県奈良市において毎年6月17日に開催されるお祭りです。
笹ゆりのお花をお供えするお祭りで、別名「ゆりまつり」とも呼ばれています。
飛鳥時代、文武天皇のころから伝わる伝統的な国家のお祭りのひとつで、疫病退散を願う重要な神事とされてきました。
日程・時間などの開催概要
率川神社三枝祭り(いさがわじんじゃ さいくさのまつり) | |
日程 | 2025年6月16日(月)17日(火)18日(水) |
時間 | 詳細は下記スケジュールをご確認ください。 |
場所 | 率川神社 |
住所 | 〒630-8231 奈良県奈良市本子守町18 |
マップ | |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 率川神社 社務所
Tel:0742-22-0832 |
ホームページ | 率川神社 |
スケジュール
6月16日(月) | |
15:00 | 宵宮祭 |
6月17日(火) | |
10:30- | 三枝祭(ゆりまつり) |
13:15- | 七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭
引き続き市内巡行(約2時間) |
6月18日(水) | |
10:00- | 後宴祭 |
16:00- | 奉納演芸開催 |
見どころ
一番の見どころは、黒酒、白酒の神酒を「罇(そん)」「缶(ほとぎ)」と称する酒罇に盛り、ゆりの花を飾って神楽を奉奏するところです。
ご祭神である「御祭神姫蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)」は昔、ゆりの花が美しく咲く三輪山の麓にお住みになっていたそうです。
そのご祭神をお慶びするため、酒樽に笹ゆりの花を飾っておまつりするようになったと言い伝えられています。
おまつりでは4人の巫女が「うま酒みわの舞」を奉奏します。
率川神社について
奈良県で有名な神社と言えば春日大社と思う人が大体なのではないでしょうか。
しかし、この三枝祭(ゆりまつり)が行われる率川神社も歴史ある神社のひとつなのです!
率川神社は593年にお祀りされた奈良市最古の神社です。
本殿中央には御子神である媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)が、向かって左殿には御父神である狭井大神(さいのおおかみ)が、向かって右殿には御母神である玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)が祭られています。
中央の子を両親が寄り添うようなお姿から子守明神(こもりみょうじん)として、安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として信仰されています。
境内にはその形状から蛙石(かえるいし)と呼ばれる石があります。
その音にちなんでお金がかえる、幸せがかえる、若がえる、無事かえる等、健康回復や旅行安全等を願って多くの人が訪れます。
参拝者らが願いを込めてこの石をなでることから、別名「撫で蛙」とも呼ばれています。
アクセス方法
公共交通機関でお越しの場合
・近鉄奈良駅(地下4番出口)より徒歩およそ7分
・JR奈良駅より徒歩およそ7分
お車でお越しの場合
駐車場
率川神社の駐車場並びにお祭り用の駐車場等はなさそうですので、なるべく公共交通機関を利用するのがよさそうですね。
近くのパーキングをいくつかご紹介しておきます!
タイムズ奈良三条第2 |
〒630-8231 奈良県奈良市上三条町13 |
タイムズ奈良中央 |
〒630-8227 奈良県奈良市林小路町8 |
セレパーク奈良 |
〒630-8227 奈良県奈良市林小路町25 |
※パーキングの空き状況や料金等詳細は現地でご確認ください。
過去の様子(SNSより)
初代国母、媛蹈韛五十鈴姫命をお祀りする率川神社は、日本最古の神社の一つで、現存するお祭りで最も古い三枝祭が今日行われました。
別名、ゆり祭りと呼ばれているお祭りで、三枝(さえぐさ)は、サ神様の化身とされています。 pic.twitter.com/0AZ6fswqe4— Tukumogami (@freemakmax1048) June 17, 2023
今日は率川(いさがわ)神社のゆり祭り(三枝祭)の稚児行列もあったのです。(^ω^) pic.twitter.com/D4Q8oNklka
— 米田仁士 Hitoshi Yoneda (@Brise_Marine) June 17, 2017
まとめ
三枝祭りは国が行うお祭りとして重んぜられていたお祭りです。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
コメント