【ドジャース】山本由伸、完全復帰!

現地時間の9月10日(以下日時全て現地時間)、ドジャースの山本由伸が3カ月ぶりにマウンドに立った。

久しぶりの登板は、カブス今永昇太投手との投げ合いとなり、日本人選手4人がスタメン出場という、海の向こうでの試合に日本でも注目が集まる試合となった。

完全復帰

現地時間の2024年6月15日に負傷者リスト入りをしてからおよそ3カ月、ドジャースタジアムに山本由伸が帰ってきた。

51,923人という観衆の中、1回は3者連続三振と最高の立ち上がり。

その後もコンスタントにアウトを重ねた。

カブスの3番指名打者で出場した鈴木誠也との対決も2打席連続三振。

山本は4回59球4被安打8奪三振という、復帰戦として申し分ない成績を残して降板。ベンチに帰るとロバーツ監督と抱き合った。

なお、この試合は6-3でカブスが勝利している。

アメリカでの成績

2021-2023の3年間の成績は49勝16敗。

オリックスバファローズリーグ3連覇の立役者。

ファンから、チームメイトから、日本球界から愛され、”行ってらっしゃい”と背中を押され今シーズンから海の向こうでのプレーを決めた山本投手。

3月には2試合に先発登板したが防御率は7.50とアメリカでのスタートは苦しいものとなった。

しかし4月には4試合に先発登板し2勝、防御率は2.45、30奪三振と本来の山本投手の姿が帰ってきた。

5月にも5試合に先発登板し3勝。

異国での生活とプレーに慣れてきたかと思われる頃だった。

現地時間6月15日、本拠地ドジャースタジアムで行なわれたロイヤルズ戦に先発登板した山本投手のもとに試練が。

『右上腕三頭筋の張り』を訴え2回28球で緊急降板。翌日に負傷者リスト(IL)入り。

その後の精密検査において右肩腱板損傷であることがわかり、およそ3ヶ月にわたる離脱となってしまった。

今シーズンのドジャース

今シーズンから大谷翔平と山本由伸、日本人選手2人が加わったロサンゼルスドジャース。

これまでの成績は、88勝61敗、勝率.591をマークしている。2位のパドレス(ダルビッシュ有と松井裕樹が在籍)とは3.5ゲーム差あり、ナ・リーグ 西地区のトップを走る。

ドジャースのワールドシリーズ優勝は1955年、1959年、1963年、1965年、1981年、1988年、2020年の7回。

ワールドシリーズ進出回数を考えると優勝に至った確率はそう高くない。

最強の選手が在籍する最強のチーム。

2020年ぶりのワールドシリーズ優勝を目指す。

プロフィール

山本由伸(やまもと よしのぶ)

出身 岡山見備前市

生年月日 1998年8月17日

身長・体重 178cm・80kg

ポジション 投手

投打 右投右打

経歴 都城高校

ドラフト 2016年オリックスバファローズドラフト4位

在籍 2017-2023 オリックスバファローズ、2024-ロサンゼルスドジャース

まとめ

9月10日、復帰後初登板で完璧なピッチングを見せた山本投手。

9月16日には復帰後2回目の先発登板。

4回を投げ、72球4被安打3奪三振無失点に抑え、前回登板がまぐれでないことを見せつけた。

故障者が続くドジャースの先発陣。

その中で復帰した山本投手がポストシーズンの支えになることが期待されている。

今シーズンも残り少なくなってきているが、怪我からの復帰後さらに強くなった山本投手の活躍に期待したい。

 


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